会長ごあいさつ
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平成23年9月
弘陵造船航空会会長 岡田 光豊
平成22年度弘陵造船航空会総会にて会長に選任されましたが、今般、ホームページを一新するに当たり、改めてここでご挨拶申し上げます。横浜高等専門学校に造船工学科が創設されてから平成23年4月には実に82年をむかえたところです。このような歴史ある弘陵造船航空会の会長に選任され、その重責に身の引き締まる思いでおります。会長としてはこれまでの先輩諸兄の築いた運営組織を生かし、副会長をはじめとする役員や大学関係者の協力で本会の運営に微力ながら努力いたしますので、会員諸兄のご支援、ご協力をお願い致します。
同窓会は常に大学とともにあるわけですが、大学そのものが近年、大きく様変わりを始めています。いわゆる独立法人化とそれに伴う自立性の要請、国の予算の削減です。さらに最近の風潮として、国による評価に加え、民間による評価ランキング付けが大流行です。このことは、これまで以上に大学や学科が激しい競争下に置かれ、広く社会からその存在価値を認められ、より高い評価を受けられるよう自己改革することが求められるようになります。したがって、同窓会は大学や学科の運営に対してもこれまで以上に重要な役割を果たすことが期待されます。
こうした状況に対しては、教育力(職員力)、学生力(就職力)、卒業生の活躍(社会貢献)の充実を図り大学としてのいわゆるブランド力を向上させることが考えられ、大学及び同窓会が一体となり、様々な試みが進行中です。
大学としても平成23年4月から学部学科の改編が行われました。工学部は、「理工学部」となり、機械工学・材料系学科、化学・生命系学科、建築都市・環境系学科、数物・電子情報系学科の4学科にまとめられ、一層、総合大学としての形態を整えることになりました。このうちの建築都市・環境系学科の中がさらに4つのEP(教育プログラム)に分けられ、その1つが「海洋空間のシステムデザインEP」として、教育を施すことになっているとのことです。そしてこのEPの卒業生が、わが「弘陵造船航空会」に繋がっているという構造になっております。
また、同窓会としては、旧工学部の各学科の同窓会の一部はすでに再編され、現在はわが「弘陵造船航空会」のほか、生産工学科同窓会、水煙会、国大化学会、横浜国大土木同窓会など、8同窓会が「工学部同窓会連合」を形成し、これに「冨丘会」(経済、経営)と「友松会」(教育)を加えた3同窓会が「横浜国立大学同窓会連合」として大学当局とともに、メールマガジンを発行し、卒業生を母校に招くホームカミングデイを開催するなどが行われるようになりました。これらの活動は同窓会と大学との連携を蜜にし、大学が卒業生に情報サービスをし、卒業生も大学を応援する機会を増強する一環として行われています。
本会もこれまでに学生に対して奨学金の支給や優秀な卒業論文に対する弘陵賞の贈呈などの大学支援活動を行ってきましたが、本年は東日本大震災募金活動のほか被災し経済的に困窮に追い込まれた当EPの学生に対し直接支援を実施することにしています。また、本会の会報やメールマガジンの発行をはじめ講演会や総会・懇親会に対しては教室教職員から多くの支援が行われてきました。このように、これまでも弘陵造船航空会は大学との連携は良好であり、また、会員諸兄の多大なご協力で財政的にもほぼ健全に運営されてきました。しかしながら、これからは既述のとおり同窓会と大学の更なる連携が求められつつあります。同窓会と大学が共に発展するために会員諸兄のご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。